2013年7月28日日曜日

Global Engineer

専攻科の技術英語Ⅰの最後の授業が終わりました。D科は専攻科に進学する学生が多く、D科出身の学生もたくさんこの授業を受講していました。

この授業は、2年前から担当しグローバルエンジニアとしてのコミュニケーション能力を身につけることを目標にしていました。英語そのものではなくて、コミュニケーションにフォーカスしていましたので、英語を使った二人一組での情報交換、意見交換や、実践的な企業活動を題材にしたグループディスカッションを中心に構成しました。

後半は非常勤講師としてMolloy先生を招いて、グローバルエンジニアとはどういうものかについて、ロールプレイやグループディスカッションを通じて体験的に学習しました。
2年間という短い期間でしたが、受講者の感想の中に、英語を使うことに対する抵抗感が無くなったことや、うまく話せなくてもアイデアを出し合うことのおもしろさを感じられたことが述べられており、一定の手応えを感じられました。

夏休みには、5年生と専攻科生対象として、再びMolloy先生にグローバルエンジニアについての集中講義をお願いしています。また、最近は、夏休みに実施する2週間のアメリカ研修や、海外インターンシップなど、高専生も海外に出て学ぶチャンスを増やしています。海外に出て、また日本や故郷の素晴らしさを感じ、自身と誇りを持って社会へと巣立って欲しいと切に願います。

Molloy先生が最後にこんな言葉を紹介していました。
Life Long Learning
生涯にわたって学び続けていくことの大切さを感じられる美しい言葉です。